生焼けの肉(特盛)

140字で収まらないくだらない日常の思考をダラダラ語るブログです。

抱え落ちするリーダーの心理

 友人に週一投稿目指してるよ!と言って3週間。前の投稿からは1週間半経ってるが、月曜から日曜を1週間と見れば週内に投稿してるからセーフだよ、セーフ。

 

 リーダー気質。それはその人が歩んできた人生に基づいている。実力に対する他者からの評価からそうなった人、押し付け合う場の雰囲気に耐えきれないから引き受けてしまう人、リーダーをやったという評価を得たい人。成果物がどうなるかはともかくとして、こういう人がいてくれるとリーダーは嫌だ…という組み分け前のハリータイプからすれば非常にありがたい。

 

 

リーダーの仕事

 リーダーの責任の果たし方には色々ある。仕事を手伝ってくれる人に割り振ることで効率よく職務をこなすタイプ。このタイプのリーダーの下だと、働く側はそれなりに満足感を得られ、部下は何もしていないという罪悪感を感じにくく、リーダーは自分の労力と責任を人に分けられるため、身体的精神的共に負担を軽減できる。お手本のようなwin-winの関係だ。

 

 厄介なのは自分一人で出来ると思っている人。とは言っても本当にできる人ならそれでいい。それは非常にありがたいことだし、なんならいつも助けられている。ありがとう、学士のみんな!(不敬)

 ただ、「出来ると思い込んでる人」が一定数いて、そんな人と仕事をすると…お察しください。

 「できるよ、大丈夫」と処理しきれない量の仕事を抱え込み、にっちもさっちも行かなくなったタイミングで抱えていた""仕事""という名の爆弾が爆発する。勝手に爆発してるだけなら傍観者を気取れるのだが、それが自分たちのリーダー。火の粉は自分たちにも降り注ぐ。

 後処理は基本的に元々の仕事よりキツい。

 

抱え込んでしまう理由と解決のヒント

 なぜ彼らは最後まで抱え込んでしまうのか。理由として考えられることは2つある。1つは本当に自分の能力を過信していること。これは経験が少ない人、もしくは""元""投げ出してしまう人に多い。

 このタイプは1回自分の実力を理解すれば、有能なリーダーになりうる。もしくはスケジュール管理力のある補佐をつけること。自信を持つことは強いリーダーシップには必要なこと。能力さえ見合ってくれば鬼に金棒、獅子にヒレ、学生にエナジードリンクだ。

 成功には現実を直視できる心を強く持つことが大切である。1回で心が折れる、何度も繰り返してしまうのであれば、リーダーは他の人に譲るのが精神的にも吉だろう。

 

 もう1つは、雰囲気に耐えきれなくなるタイプ。この人たちは押し付け合う雰囲気だけでなく、部下のちょっと嫌そうにした行動を過敏に捉えてしまう。もっとわかりやすく言うと、部下の「めんどくさい、嫌だ。」という発言は仕事に対してであるのに、リーダーである自分にその感情が向いていると捉えてしまうのだ。

 (たまにいるけどさ、こっちにもこの敵意を向けてくる人。多くの場合はそう言いつつリーダーが割り振ることについては諦めてるから。)

 このような精神的ダメージを避けたい時、積極性のある人が自主的に立候補してくれたら話は早い。が、世の中そう上手くはいかない。

 

選ばれたのは"乱数"でした。

 

 ルーレットアプリなどの乱数を用いることによって、「選んだは俺じゃねーからな!」というある種の責任逃れができる。これなら反感を持つような人でも運ゲーだと諦めてくれるだろう。

 ちなみに、LINEのあみだくじだとメンバーのリセマラできるから注意。それを知らなかった僕は学年LINEであみだくじを作ったのに3/120を引き当てて伝説になった。だから僕は無実。信用を損なわないためにも、使うなら「やります。」と宣言してからパッと結果を表示するようにしよう。

 また、乱数に頼りすぎて責任感が欠如してしまうのも問題だ。あくまで道具は道具。進捗確認や期限設定などを怠ってはリーダー失格である。

 

 どちらのタイプの部下になった場合でも、リーダーへの声掛けが必要なのはなんとなく察していただいただろう。

「期日はいつなのか?」「この仕事ならひきうけますよ?」少しの声掛けと確認が崩れ落ちそうなリーダーとグループを救うのだ。

 

おわりに

 正直なところ、最終的に達成すべき要件を満たせばどんなリーダーでも許される節はある。

 しかし、昨今の「アクティブラーニング」重視の教育により、初等教育で大して学んできていない私たちにも普段の学生生活の中だけでなく進学や就職と言った人生を左右する場面でのグループ活動が求められるようになっている。

 「自己アピールの為にリーダーに立候補したのに失敗して事故ったわ。」とか「じゃんけんで負けてリーダーになった、御社○ね。」とかツイートしなくて済むようにも、普段のグループ活動の中で経験を積み、グループ内での役割の自己分析を重ねていくことが社会に出てからも活きるのでは無いだろうか。

 

 さて、懺悔と言い訳も済んだことだし、共用試験終わったら私も抱え落ちしてる仕事を済ませましょうかね。