生焼けの肉(特盛)

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【速報】道路情報のアレの真実が判明!!!

 市街地から出る国道で赤信号につかまった。ふと目をやった交差点の道路情報に流れる「速報!交通死亡事故発生!」の文字。(ご愁傷さまです、安らかに。)と思いながら青になった交差点に車を進める。

 数時間後、用事を済ませて街に戻ると道路情報には再び「速報!交通死亡発生!」の文字。(さっきも見たぞ、速報は盛り過ぎ)と思った直後、まとめサイトにありがちの煽りじゃんと気づいた。察しが悪すぎる。

 

 昨年(令和元年)の日本全体の交通死亡事故の件数は3133件だそうだ(警視庁交通局より)。1日当たりにすると約8.5件となり、大体3時間に1件は日本のどこかで死亡事故が起こっている計算になる。

 まとめサイトは半日前の事柄でも【速報】という煽り文句をつけることもしばしばあるので「速報!(日本のどこかで)交通死亡事故発生!」なら嘘にならない訳だ。5W1Hの重要性を痛感する。

 

【速報】や【限定】と言った興味を煽る言葉は、緊急地震速報や正月限定ガチャといった本当に注意すべき事柄を強調するのには有効な手段だ。しかし、この言葉に釣られ、PV数を稼ぎたいだけで大した情報のないまとめサイトや明らかに画像加工している健康食品のページを開いてしまうと徒労感に襲われるだろう。安直な結論だが、SNSに企業PRや情報商材が巧妙に溶け込んでいる中で必要になってくるのはメディアリテラシーである。

 

 それじゃあ、僕はメディアリテラシーを鍛えるために、某まとめサイトの「 【 速 報 】日 本 終 了 」がどのニュースのことを指しているのか当てるゲームをしてこようと思います。ではでは。